『刑務所の中』

『刑務所の中 (講談社漫画文庫 (は8-1))』／花輪 和一

花輪和一の名著。
出会いは5～6年前であった。

通常版で2度読み、映画版も2度観た。

警察にお世話になる前に出会っておくと、
心持が多少柔らかくなる。

読後はアルフォートやコーラなど甘シャリが貴重、
かつ麦飯に醤油をかけるなど、現在の一般食事情と
乖離した食欲がむくむくと湧き上る。

そしてビューだねビューと言ってしまうだろう。

読んでて良かった。時々出てくる少女の絵は何なんだろう。
2話にワンカットの割合でシュールだ。

以上、他所より転載。

『モンスターハンターポータブル 2nd G』

『モンスターハンターポータブル 2nd G』／カプコン

電車で頻繁に目撃。
会社でも周囲は全員やっている。
公園では小学生が集合。

そして俺は女子大生より進行が遅れている様子。

2ndより格段に強力なモンスターが出現し、一人で上位のクエストをこなすのは至難の業だ。

オトモアイルーが早く育つ事、そして至急強力な装備品を作らなければ俺の堪忍袋、ひいては忍耐が朽ち果て、手を引く事になる。これ、閃光球より明らか。

クエストの難易度、やり込み要素、コレクション要素、どれも前作をやった人には堪らない感じなのかな。

難し過ぎて若干のめり込めないが、よく出来たゲームだ。アクション苦手な人は友達いないとキツイぜ。

以上、他所より転載。

『90くんところがったあの頃』

90くんところがったあの頃 (角川文庫)／大槻ケンヂ

90年代のあんなことやこんなことを、大槻ケンヂ特有の不必要な薀蓄と共に振り返っていく本。

サブカルの人たちと云うのは何故にこうも不必要な情報を蓄えているのだろうか。感心しきり。関心しきり。

90年代はつい最近の様で実はもう結構前の事だったりするんだなあ･････と読み終わってしばらく経つと妙な感慨が。オーケンにとっては辛く楽しい青春時代だったんだろうなあと想いを馳せる必要はないけど、ふむふむくすくすとしてしまう一冊です。

以上、他所より転載。

『GAME(DVD付) 【初回限定盤】』

『GAME(DVD付) 【初回限定盤】』／Perfume

全編CLUBミュージック。
しかも部屋とか車で聴く感じの。

テクノとかポップって云うのは飛び付く時の断片的なキーワードに過ぎない様な気がする。

動いている所を観た事が無いので何とも言えないが、単純に中田ヤスタカの発表の場の一つってのがしっくりくるかな。

カプセルをキャッチーにしてちょっと前のテレ東か日テレ辺りの深夜番組内で出来たアイドルに本格的にやらせたらこんな感じになっちゃった、みたいな。

曲や音のクオリティーは高いんだが、どうも、こう、腑に落ちない。3人が微妙に可愛いのもその一端か。ベースラインがバッキバキですね、という発言も何だかなあ。

といいつつもいい出来だと思います。一曲目が何度聴いてもアンダーワールド『二ヶ月お休み』です。

以上、他所より転載。

『THE OWL OF MINERVA』

『THE OWL OF MINERVA』／SOUTH CENTRAL

ロックとテクノのいいところを抽出ってそらあんた身も蓋も無くケミカルブラザーズやんか、つって正しくケミカルブラザースとかローファイディリティーオールスターズの1stみたいな雰囲気。

デジタルリズムにノイズギターが乗っかってて、一聴すると新しいんだか古臭いんだかよくわからない。

微妙なエナジーが微量に溢れ出ている珍盤。
兎に角爆音で鳴らしとけばオッケーな一枚。

以上、他所より転載。