くちゅくちゅばーん

 『クチュクチュバーン』

純文学的な重々しさと、松本人志的シュールさが微妙なバランスで。
『クチュクチュバーン』は壮大で、壮大に過ぎて文学過ぎて何か腑に落ちない。

三作目の『人間離れ』は滑稽の極みを関西のノリで描ききっていて、笑える。
下らねえ。

何で表紙はこんない可愛らしいことになってるのかしらん。
読み終わった後にはくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ・・・・・と言いたくなります。